北京
PM2.577
23/19
シンガポール外務省は11日に公報を発表し、リー・シェンロン首相は当日、トランプ米大統領との電話会談で、「6月中旬に予定されている米朝首脳会談を成功させるよう全力を尽くす」との考えを示したと明らかにしました。
公報によりますと、リー・シェンロン首相は電話会談の中で、トランプ大統領がシンガポールへ米朝首脳会談の参加に歓迎の意を表し、「今回の会談は歴史的な出来事であり、朝鮮半島の平和と安定を確保する長い道のりへの重要な一歩でもある」と述べた後、シンガポールは会談のホスト国として光栄に思い、会談が順調かつ成功裏に行われるよう最大限の努力を払っていくとの考えを示しました。
また、公報では、リー・シェンロン首相はトランプ大統領に対し、今年11月に行われる第6回ASEAN(東南アジア諸国連合)・米国サミット、第13回東アジアサミットへの出席を要請したとのことです。これに対し、トランプ大統領は、できる限りの努力をして行くようにするとし、米朝首脳会談のシンガポールでの開催に感謝の意を表しました。トランプ大統領はさらに、「朝鮮半島問題はここ数カ月、大きな進展を遂げてきた。今回の会談は長期にわたって未解決である問題の解決につながってほしい」との期待を寄せました。(Lin、森)