北京
PM2.577
23/19
長春での数日間、丸山さんが一番楽しみにしていたのが、吉林大学の学生たちと交流をし、腹を割って話し合うことだ。教室の外から窓越しに中を覗くと、みんなが楽しそうに笑ったり話したりしている光景が目に映った。きっとまた、丸山流ダジャレで学生たちを笑いの渦に巻き込んだのだろう。
交流活動終了後、丸山さんは学生たちと一緒に食卓を囲んだ。
実は丸山さんは、中国に行くことを聞きつけた7,8歳年上の親友から、「今回の恩返しの旅に少しでも私も気持ちを表したい」と、お金を預かったそうだ。そこで、丸山さんはこのお金で世代を超えた友人たちと思う存分美味しいものを食べに行こうと決めたのだった。
翌日、学生たちと話をしていた丸山さんは「みんな可愛くて賢くそうだ。ただちょっと恥ずかしがっている。なにも恐れず、率直に単刀直入な聞き方をするのは学生の特権だが、数時間しかなくてみんなからの質問全てに答えるのはとても無理で、残念だった」と語った。はたして、丸山さんたちはどんな会話をしていたのだろう?そして、吉林大学の学生たちはどんな率直で単刀直入な質問をしたのだろうか?ドキュメンタリー作品の正式発表をお楽しみに!
緊急事態!!!長春での旅は計画通りに進んでいたのだが、広報担当のイケメンスタッフが急に体調を崩してしまった。
今回撮影班で広報と撮影を担当する王洋は高熱が続き、チームドクターに早く病院に行くよう勧められた。血液検査の結果、急性上気道炎と診断された。
当然、翌日もまた進まなければならないので、王洋は毎日違う町のホテルでチームドクターに点滴を打ってもらうことを余儀なくされた。早く治って撮影班に戻ってくるよう祈っているよ!
ドキュメンタリーにおいては、レンズに収められて放映される素晴らしい画面だけでなく、その裏の苦労もみなの心に刻まれることだろう。