北京
PM2.577
23/19
朝鮮外務省は6日、現在の朝鮮半島情勢において、米国が行った一連の行動は朝鮮を刺激するものであり、半島情勢を原点に戻しかねないものだと指摘しました。
朝鮮中央通信の当日の報道によりますと、朝鮮外務省の報道官は、「このほど、米国は間違った世論を広め、『板門店宣言』において朝鮮が非核化の意思を表明したのは制裁の結果だとしている」と伝えたということです。
同報道官は「米国は『制裁を緩めることはない』と公然と述べ、朝鮮が非核化を完全に実現するまで朝鮮半島に軍事設備を導入すると表明している。また、米国は朝鮮の人権問題を取り上げた茶番劇に熱中し、再び朝鮮半島情勢を緊迫化させようと企んでいる」と示しました。
さらに、「朝鮮と韓国の歴史的な首脳会談と『板門店宣言』の署名によって、朝鮮半島情勢は平和と和解の方向に向かって発展している。この時期における、いかなる意図的な刺激行為も、得がたい対話の雰囲気に水を差す行為としか受け止められない。半島情勢を原点に戻しかねない行いだ」と強調しました。
報道官はまた、「米国がもし、平和を愛する朝鮮の意思を意気地の無いものなどと誤って捉え、引き続き軍事的な威嚇を続けるなら、それは問題解決の何の助けにもならない」と指摘しました。(RYU、謙)