北京
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23/19
中国医師協会スマート医療専門委員会成立大会および第1回中国スマート医療フォーラムが5日、北京で開かれました。全国各地から、病院の院長や医学教授のほか、インターネット医療やAI技術の専門家など300人が参加し、スマート医療分野の研究における成果と進展を分かち合いました。
同委員会の主任委員を務めるのは、中国工程院アカデミー院士の董家鴻氏です。委員会の活動について董主任委員は「医療、研究、企業を結び付けるプラットフォーム作りに力を入れて、AIの技術と応用、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、移動医療、モノのインターネット(IoT)といったホットな話題に注目していく」としています。また、「将来的には市民の健康情報をファイリングした域内医療データシステムを整備した上で、IoT技術を生かして、スマート病院システムや地域保健システム、家庭健康システムなどを構築していく」と強調し、医師、医療機構、医療設備の間の意思疎通のほか、医療のスマート化と情報化を目指します。(朱 謙)