北京
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アーク溶接士の仕事は、厳しく、危険なことで知られています。多くの若者たちがこのような仕事に就くことを拒む中、80年代生まれの女性・王中美さんはアーク溶接士としてすでに18年間も務めています。彼女は多くのイノベーティブな溶接技術の研究開発にも携わる、中鉄科工グループ九橋支社の首席溶接士です。
1981年生まれの王中美さんは専門技術学校を卒業後、中鉄科工グループ九橋支社に就職しました。当初は父親からの反対を受け、「このような仕事は、女性には続けられない」と断言されてしまいます。しかし、王さんはそれにめげることなく、自分で選んだ溶接という仕事に専念し、師匠や先輩の作業に学びながら、技術を高めていきました。
王さんは実務の中で、厚み16-28mmの鋼板溶接という難題を解決し、「王中美電気溶接工法」という技術を作り上げ、同僚に教え伝えることで、多くの人材を育成しました。また、京沪高速鉄道南京大勝関長江大橋、バングラデシュ・パドマ大橋、沪通公鉄大橋など、世界レベルの建設プロジェクトにも参加し、材質実験と溶接技術上の問題に関する47件の任務について責任者となるほか、イノベーション成果17件を達成してきました。
模範的な労働者に与えられる「五・一(メーデー)」労働表彰バッジを受賞した王さんは、「私は受賞者として、第19回党大会代表として、また弊社の『首席溶接士』として、これらの栄誉を胸に、引き続き責任を持って溶接の仕事に努めていきたい」と今後の意気込みを語りました。(雲、謙)