「古代名詩を歌い継ぐ」(前編)

2018-03-02 15:55  CRI

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 2月末、北京は冬から春にかけての季節の変わり目で、朝晩の気温差が大きくなっています。 CCTVがこのほど、放送した番組「经典咏流传(古代名詩を歌い継ぐ)」は芸術の舞台に爽やかな風を吹きこみ、観客を魅了しました。この番組は「将進酒」など、古代の有名な詩作に流行音楽をつけて、古代の文学作品に新しい命を注ぎました。中国メロディーでは二回に分けて、番組に登場した音楽をお届けします。

 「書経」の「舜典」の中には「詩以言志诗以言志、歌以咏情(詩は志を言い、歌は情を詠う)」という名句が記されています。中国は古来より詩と歌の国と言われ、歴代の文人たちが数えきれない素晴らしい詩作を残してきました。特に、唐と宋の時代の詩作は中華文化の宝物と讃えられています。CCTVの番組「经典咏流传」は有名な詩作を流行音楽と融合させ、中国の伝統文化への記憶を呼び起こしました。

「将進酒」

 鳳凰伝奇は男女二人のユニットで、その音楽は出稼ぎ労働者や年配の女性達(中国大媽)の間で高い人気があることから、一部の人に「大媽音楽」と皮肉を言われることもあります。しかし、そんな鳳凰伝奇は「经典咏流传」という舞台で優れた音楽の表現力を存分に示しました。女性の気迫溢れるソプラノや男性の魅力あるラップは流行音楽の要素を取り入れて、唐の名詩人・李白の七言詩「将進酒」の古典の精神を表現し、1000年前の古代の詩に新しい活気を注ぎました。

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 そんな鳳凰伝奇の「将進酒」は若者たちの拍手と歓声を得ただけでなく、現場の音楽界の専門家たちさえも夢中にさせました。もし、名詩人・李白が時を超えて、この番組の現場に来ることができたら、きっと感無量だったことでしょう。素晴らしい音楽が古代と現代の人々の間に心の架け橋を築きました。

「来甦・秋思」

 白髪の胡徳夫は台湾民謡の父と呼ばれ、台湾の少数民族の古い民謡「来甦」のメロディーを用いて元代の馬致遠の詩作「天浄沙・秋思」を吟唱しました。胡徳夫はまず台湾の少数民族の方言で民謡「来甦」を歌いました。それを聞いた会場の観客は歌詞の意味がよくわかりませんでしたが、その物さびしい歌声に心を打たれました。彼の味わいが尽きない歌声から、故郷、亡くなった家族への深い思いが感じられ、多くの観客はこの年配の歌手の感情深い歌声に感動し、思わず涙を流したほどです。

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 歌が終わった後、胡徳夫は「昨年11月に飛行機に乗って台湾に戻る途中、大学時代の先生・余光中教授が亡くなったことを知った。非常に悲しくなり、ふと、心の中でこの古い民謡を先生のために歌っていた」と語っています。

「登鸛雀楼」

 唐の詩人・王之渙の「登鸛雀楼」は中国人なら誰でも知っている名作です。果敢バンドと児童合唱団はこの詩を元にアレンジした同じタイトルの曲を共演しました。4カ国の芸術家から結成された果敢バンドは、許淵沖が訳した英語バージョンの「登鸛雀楼」を演奏し、中国の伝統楽器・二胡、フランスのギター、モンゴルの馬頭琴、インドの弦楽器・サ―ランギからなる素晴らしい四重奏は現場の観客たちを興奮させました。また、児童合唱団の子供たちの天使のような澄んだ歌声は、観客たちに心を洗うような感動をもたらしました。

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 97歳の翻訳家・許淵沖は「こんな素晴らしい芸術的な言葉を通じて、世界の多くの人々に中国文化の美しさを感じてもらうことができると思う」と感慨深く語っています。

番組の中でお送りした曲

 1曲目 将進酒

 歌詞:

 君よ見たまえ 黄河の水が天上から注ぐのを

 激しい流れが海に流れ込むと二度と戻ってこないのだ

 君よ見たまえ 立派なお屋敷に住んではいるが

 鏡に我が身を映して

 白髪を悲しんでいる老人の姿を

 朝は黒い絹糸のようであった髪も

 暮れには雪のように真っ白になるのだ

 人生楽しめるうちに楽しみを尽くすべきである

 金の酒樽をみすみす月光にさらしてはならない

 天が私にこの才能を授けたのだ 必ず用いられる日が来る

 金なんぞは使い果たしてもすぐにまた入ってくる

 2曲目 秋思

 歌詞:

 枯れた藤の蔓 それが纏わりついている老樹

 その老樹の枝で夕暮れに鳴くカラス

 小さな橋 その下を流れる水 その向こうの貧しい民家

 古ぼけた道を西風が吹き その中を歩み来るやせ馬

 夕陽は西に沈み

 はらわたが断たれるほどの哀しみに沈んでいるひとは

 故郷を離れて 天の果てのような遠いところにいる

 3曲目 登鸛雀楼(鸛雀楼を登る)

 歌詞:

 白日 山に依りて尽き

 黄河 海に入りて流る

 千里の目を窮めんと欲し

 更に上る一層の楼

ラジオ番組
7月22日放送分
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