李首相、2018年の安全生産について指示

　国務院は25日、全国安全生産テレビ電話会議を開きました。馬凱副首相、郭声琨国務委員、王勇国務委員が会議に出席しました。

　李克強首相は重要な指示を出し、「去年、安全生産活動は積極的な成果を収め、事故の件数と重大な事故の件数はいずれも減少した。これら活動が、経済の穏やかな運行と、人民の生命および財産の安全を保障するために貢献した。新しい1年においては、人民を中心にした安全発展の理念をしっかりと樹立し、安全生産分野の改革と発展を統括的に推進し、安全生産の責任と法治のシステム、リスク防止システム、監督管理システムを一層整備することで潜在的な危険を取り除き、事故発生を防止し、経済の高品質な発展と国民生活の改善を促進するために引き続き貢献していくよう希望する」としています。

　会議は、「第18回党大会以降、全国の安全生産の状況は持続的に良い方向へ向かって発展し、重点である業界・分野と、各地の安全生産の状況が好転している。しかし、その全体的な情勢は依然として厳しく、潜在的な危険がまだある。各地区と各部門は安全生産分野の改革と発展を統括的に推し進め、健全な安全生産責任制度と科学的な監督管理体制を整備し、安全生産の基盤を強固にすることで、経済の高品質な発展と国民生活の改善を推進するために貢献すべきだ」と強調しました。（玉華、謙）