瀾滄江―メコン川流域の経済発展ベルトを構築=李首相

2018-01-11 11:04  CRI

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瀾滄江―メコン川流域の経済発展ベルトを構築=李首相

 李克強首相は現地時間10日午後、カンボジアの首都プノンペンで開かれた「瀾滄江―メコン川協力第2回首脳会議」に出席しました。李首相とカンボジアのフン・セン首相が共同で会議を主宰し、ラオスのトンルン・シースリット首相、タイのプラユット・ジャンオーチャー首相、ベトナムのグエン・スアン・フック首相、ミャンマーのミン・スエ副大統領が参加しました。

 李首相は、「瀾滄江―メコン川協力は、この地域で最も活力があり、最も成果に富んだ協力メカニズムの一つとなっている。中国は各国と共に、瀾滄江―メコン川流域の経済発展ベルトを建設し、瀾滄江―メコン川諸国の運命共同体を構築していきたい」と述べました。

 また、瀾滄江―メコン川協力を育成期から成長期へと順調に推進していく上での5つの提議として、李首相は、「第1に、水資源分野での協力を着実に行うこと。上流と下流の連携を強化し、水資源の持続可能な利用に着眼して、協力の5ヵ年行動計画を制定し、旱ばつや水害への対応と管理を強化していく。第2に、水利施設の整備などの生産能力協力を強化すること。中国はコストパフォーマンスに優れた水利電力設備の建設とプロジェクトの実施能力を持っており、メコン川諸国の需要に適合している。第3に、農業協力を拡大すること。中国は、メコン川諸国での農産物の精密加工分野における企業の協力を奨励する。第4に、人的資源面での協力を展開すること。中国はメコン川各国の発展のため、必要な人材をより多く養成していきたい。第5に、医療衛生分野での協力を推進すること。中国は関係各国と、伝染病予防・抑制の合同メカニズムを構築したい」と提案しました。

 会議は「瀾滄江―メコン川協力5カ年行動計画(2018~2022)」と「瀾滄江―メコン川協力第2回首脳会議プノンペン宣言」を発表して閉幕し、次回の共同議長国はラオスへと引き継がれました。(玉華、謙)

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10月29日放送分
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