中国代表「経済のグローバル化や多国間貿易体制を支持」

2017-12-12 14:54 CRI

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　WTO＝世界貿易機関の第11回閣僚級会議で11日、全体会議が行われました。中国の団長を務める鍾山商務相が発言し、「中国は経済のグローバル化や多国間貿易体制を常にしっかりと守っている」と強調しました。

　鍾商務相は、「経済のグローバル化は後戻りできないもので、グローバル経済の成長への強い原動力となっている。WTOのルールはこうした動きを守り、各国の共通利益に合致するものだ。新たな情勢や課題を前にして、中国は各加盟メンバーと共に、さらに開放的で包容性があり、バランスよく共存していくグローバル経済を進めていきたい。また、必要であれば加盟メンバーでの協定の成果の実行を支援し、世界の後発開発途上国の多国間貿易体制への仲間入りを支持したい」と述べました。

　また、鍾商務相は「中国は来年11月に上海で第1回国際輸入博覧会を開催する。経済のグローバル化や貿易の自由化に向けての行動の一環となるものだ」と述べました。

　今回の会議には、WTOの164の加盟メンバーと、一部のオブザーバーの閣僚などが出席しました。（玉華、森）