習主席、G20サミットで講演「連携の取れた成長を」

2017-09-14 09:18 CRI

　習近平国家主席は7日、ドイツのハンブルクで開幕した20カ国・地域(G20)首脳会議（サミット）で講演し、「開放型の世界経済という大きな方向性を堅持し、世界経済の成長を促す新たな原動力を発掘するとともに、互いに連携の取れた成長を推し進め、人類の運命共同体の構築を目指して進むべきだ」と指摘しました。

　習主席は「開放型の世界経済」の構築について、「多角的な貿易体制を支持し、話し合いを通じて共同の課題に対応して、ウィンウィンの解決策を模索すべきだ」と述べました。

　また、デジタル経済と新工業革命といった分野で協力を強め、新技術・新産業・新モデル・新製品を共に創り出し、世界経済の成長を促すための新たな原動力を掘り起こすべきだとの考えを示しました。

　習主席はさらに、包摂的な世界経済の成長を推進するため、経済政策と社会政策を効果的に結び付けることや、マクロ政策に関する意志疎通を強め、金融市場のリスクを回避し、グローバル経済ガバナンスを引き続き改善していくことなどについて見解を述べました。（ZHL、謙）

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