今年7月1日から、中国に出入国する場合、税関申告書の提出が義務付けられています。申告書は「旅客出入境荷物申請表」とも呼ばれています。
いままでは、中国に入国するときは、入国カードと健康申告書は書かなければいけませんでした。税関は、申告するものがなければ素通りすればよかったのです。それが7月からは、申告するもののあるなしにかかわらず、税関申告書を書かなければ入国できないというわけです。中国へ旅行をされる方は気をつけてください。
(1)税関申告書は、中国に入国するときは赤色の用紙で、出国するときは青色の用紙です(機内や、空港カウンターなどでもらえます)。
(2)名前、性別、生年月日、フライトナンバー、出入国の理由を記入し、いくつかの質問に答えるようになっています。たとえば、「カメラを所持しているかどうか」「タバコや酒を所持しているかどうか」「持ち込む物品の価値はどのくらいか」「人民元または外貨をどのくらい所持しているか」など。イエスかノーで答えます。
(3)チェック項目にひとつでもイエスがあった人は赤色の通路、申告するものがないひとは青色の通路を通り、それぞれカウンターで用紙を提出します。
(4)大人が同伴している16歳未満の子供など、一部の人は提出不要です。
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