ベルギーを訪れているウクライナのエハンヌロフ新首相は6日ブリュッセルで、欧州委員会のバローゾ委員長と会談しました。
エハンヌロフ新首相は、会談後行った記者会見で「私とバローゾ委員長は、両国関係、とりわけ市場経済的地位、ビザ手続きの簡素化などいくつかの問題について意見交換をした。ウクライナは、EU・欧州連合ができるだけ早くウクライナの市場経済的地位を認め、ウクライナとEUとの自由貿易区協定締結に関する交渉を早く行うよう期待している」と述べました。
バローゾ委員長は、「現在、EUとウクライナとの関係は正しい方向に向かってスムーズに発展しているが、現在、ウクライナのEU加盟問題の討議は時期尚早だ」と述べました。
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