◆龍譚湖縁日の将棋対局
今年の「日本将棋」エリアは四人将棋、指導、対局などいくつかのゾーンに分かれていました。スタート当初から「豊田通商」社の冠協賛で行われている対局は今年、大学生、中学・高校生、小学生の3部門に分かれて行われ、合わせて85人が出場しました。日本からはプロ棋士の中村太地さん(4段)と早水千紗さん(女流2段)が指導と大盤解説に入りました。
3年連続して来場した早水棋士は、この日に行われた小学生の決勝対決について、「今までは良いところと悪いところが混ざっており、非常にむらがあったが、今回は二人とも安定して、方針を決めてさしていたのが良かった」と高い評価を下しました。
現場視察に訪れた豊田通商株式会社の古川晶章会長(写真下右)は、協賛について「長く継続して参加者を増やし、日中友好のかけ橋になれる何かをやりたいと思ってきた。日本将棋は相手から取った駒を生かすことができ、そういったことを中国の皆さんの経験になって、日中の相互理解と友好につながることができる」と語り、「どの子どもも目が生き生きしていて、それを見るだけで幸せだ」と話しました。
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