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祝 北京五輪開催1周年

2009-08-10 17:37:28     cri    

 ところで、数多くのサッカーファンたちにとって、8日の夜が待ち遠しいものでした。何故なら、サッカーイタリア・スーパーカップの試合が初めて中国で行われるからです。対戦するのはインテル(Inter Mi lan)とラツィオ(SS Lazio)。

 会場は五輪ゆかりの「鳥の巣」。なんと会場に7万人が押し寄せました。それだけでなく、中国全土に実況中継したこの試合は、全部で7000万人が見ていたと報じられています。ちなみに、イタリアの総人口は6006.8万人。「鳥の巣」の中はインテルのファンが数多く詰め掛けたものの、結果はラツィオが2-1で勝利。

 ちなみに、中国でセリエAの中継を始めて20年になりますが、視聴者の関心度が少しずつ下降気味になっている中、今回は良い刺激になったと言えます。報道によれば、今回の入場券による収入7000万元のほか、協賛企業から数千万元の協賛金があり、両チームに高額な出場料を支払った後、主催者が入手する利益は2000万元に達するだろうと見られています。五輪後、商業施設として歩み始めた「鳥の巣」が、商業経営で成功を収めたイベントでもあります。

 なお、中国切手総公司が北京五輪開催1周年にちなんで、8月8日に全国で8万セットしか印刷しない大型記念切手を発行。デザインには、画家黄永玉(86歳)が昨年、北京五輪のために描いた『五輪の木』と今年の新作『蓮』が採用されています。

 また、8月8日、全国各地の公共体育館は相次いで無料開放しました。

 「五輪の聖火が一旦点されたら、その精神はその土地でもう消えることはない」。去年、北京で取材した際、聖火ランナーでボランティアでもある北京市民から聞いた言葉です。スポーツ大国からスポーツ強国へ。五輪後の北京と中国は、これからも市民たちのスポーツブームが高まりつつあるに違いありません。(写真:CRIonline、新華社通信、中国旅游信息網、文:王小燕)


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