巨大地震後、いま東京では

ホスト：つばめ　　ゲスト：下山富男（NHKインターナショナル）

　3月11日、日本の東北、関東地区を襲った巨大地震と大津波から18日経とうとしています。これまでだけでも、すでに1万人以上の尊い命が奪われ、行方不明者とあわせれば2万人以上に達しています。なくなった方たちのお悔やみを申し上げますとともに、被災地ではまだ不便な避難生活を余儀なくされている方たちに心からお見舞い申し上げます。

　今日のスタジオには東京からのゲストをお迎えしました。

　元NHKアナウンサーの下山富男さんです。今回はCRIでのアナウンス指導のために、27日から一週間の日程での北京訪問です。訪中日程は前々から計画されていたものですが、大地震の発生を受け、「予定通りに実施できるのか、しばらくは分かりませんでした」。災害によって様々な「日常」が破壊され、予定されていたイベントがキャンセルせざるを得なかった中、予定通りに物事が運ばれただけでも、復興に向けての力強いメッセージを発信できるように思います。

　中国でもたくさん報道されている今回の日本の被災ですが、首都・東京の現在の様子、人々の暮らし、そして、心配事は何なのか。中国をはじめ、世界から手本にしている防災先進国の日本は、その強みと弱みは一体それぞれどこにあるのか、東京からの声をお聞きください。（つばめ）