1月22日、「J-POP in China 2011」が北京で開催されました。前回の「「J-POP in China 2011」インタビュー!日本のアニゲーソング女王――彩音さん」に続いて、R&B シンガー――JAY'EDさんのインタビューとライブの様子を皆さんに送ります!
――JAY'EDさんご自身は日本とニュージーランドという2つの文化で育っていますが、海外に対する思いなど、特別なものがありますか?
もともとニュージーランドという場所に住んでいて、日本に来た時は、文化の違いをすごく感じたりしていましたが、今となって住んでいるのは日本のほうが長いです。両方の文化をどっちも自分でやるという気持ちが強くて、それぞれの文化が全く違うものなので、例えば、人たちがしゃべった時に、俺はこう思わないなあという部分とか文化の違いがあると思うんですが、きっと中国でもどこでもそうだったと思います。今回中国に来てみて、本当にすごく温かさだったり、思ったことを言えたりとか、普段テレビで分からない部分とかも、今回のツアー、ライブで分かったと思うんで、本当に新しい勉強だったと思います。いろんな文化があって、それぞれのいい部分を、それぞれの国に伝えていくことができたらいいなあと今回思いました。
――温かいと感じた中国への進出について、今後予定や計画などがありますか?
ライブが終わったばかりなので、何とも言えないです。さっきもステージで言いましたが、こういうライブが一つのきっかけになって、広がっていくことができればいいなあと思います。例えば、今日のライブを見ていただいた人たちに、今日初めて見た人たちが多いと思いますが、いいなあって言うので、友だちに広めてもらったり、そういうきっかけがあって、また中国でライブをできたらいいなあと思います。
――本日のライブをやる前とやった後で、心境に変化はありますか?ご感想はいかがでしょうか?
やる前は本当にめちゃめちゃ緊張していました。なかなか中国でライブをすることってできないし、言葉の壁もあるんじゃないかなあと思いながらも、いざライブに挑んだら、ぜんぜん皆すごく日本語を分かってくれたり、もし分かっていなかったとしても、本当にその音楽だけで乗ってくれて、やっぱり音楽というのはそういう部分が一番大事なのかなあと思って、言葉とか、いろんな文化というよりは、そういうものを越えて、本当に人間と人間が触れ合うというか、本当に今日はライブの中でそういうのを感じました。
――中国と日本のファンたちに向けて、メッセージをお願いします。
大家好!我是JAY'ED。今日は本当に楽しいライブができました。来る前は、今まではテレビで見た中国だったり、遊びに来た友達から聞いた中国だったんで、本当に今回北京の人たちと触れ合うことができて、新しい勉強にもなりましたし、本当にすごく楽しい経験をさせていただきました。この経験をまた日本に戻った時に、きっといろんな人たちに中国どうだったって聞かれると思いますが、本当に中国のよさを皆に伝えていきたいなあと思います。そしてまた必ずここ北京に戻ってくることできるように頑張りますので、引き続きこれからも応援のほうよろしくお願いします。(取材:李陽、陳博、吉野 チェック:中原)
プロフィール:
名前:JAY'ED(ジェイド)
本名:Jade Goto
誕生日:9月16日
出身地:大阪
略歴:
1981年ニュージーランド生まれ。ポリネシア系ニュージーランド人の母と日本人の父を持つ。幼い頃はニュージーランドやオーストラリアで暮らしていたため、バイリンガルとして育つ。10歳から音楽事業を始めた。2008年5月21日に『superwoman』でメジャーデビュー。2009年、映画『余命1ヶ月の花嫁』の主題歌――『明日がくるなら』を歌い、これをきっかけに、ファーストアルバム――『MUSICATION』をリリースした。
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