By.つばめ、李軼豪、吉野綾子
お久しぶりです。北京ではまだ雪が降り続けていますが、春の足音が聞こえてきました。
さて、早春の北京で、毎年、国の一番のビッグイベントとして開かれる定例行事といえば、「両会議」と呼ばれている「政治協商会議」と「全国人民代表大会」です。
今年の「両会議」は3月3日の政協会議の開幕で幕開けとなり、14日の全人代の閉幕で無事終了となりました。関係者の話では、今年の両会議の取材記者は人数が去年よりも増え、合わせて6000人余りに達しているということです(うち、登録記者と非登録記者がそれぞれ3000人と言われています)。このなかには、CRIからの"上会記者"(登録の取材記者)およそ60人も含まれています。
では、中国で最も重要な政治行事であるこの「両会議」を、記者たちはどの
CRIの全人代の報道体制は?
記者たちの役割分担は?
代表たちを捉まえるコツは?
審議やディスカッションなど現場の雰囲気は?
…
入局6年目にして初めて、両会議の取材記者になった李軼豪記者が、現場の取材を通して感じた生の感想をお伝えします。
ちなみに、つばめも5年前に全人代を取材したことがあります。当時は農業税の撤廃とそれに伴う三農(農村、農民、農業)問題がメディアの焦点でした。あれから5年が経った今、世界の経済情勢に大きな変化が起き、中国の経済成長と社会もそれに伴って様々な変化が現れました。今年も無事閉幕した全人代を通して、どのような中国の「いま」が見えてくるでしょうか。
「つばめのス」でしか聞けない取材の裏話をお届けします。
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