万が一、風邪を引いた時、皆さんは何をして風邪を退治しますか。
「生姜湯を作る!」
こう切り出した吉野に対して、エーリンは「まずは熱が原因の風邪か、寒さが原因の風邪なのかを区分けする必要がある」とまるで専門家のようにアドバイスをしました。
なるほど。言う通りです。ただし、同じ「生姜湯」でも、「生姜をすりおろした絞り汁に蜂蜜を入れて、お湯で薄めて飲む」という吉野流の作り方につばめとエーリンはやや驚きました。
なぜなら、中国人にとって、「生姜湯」とは、生姜を薄く切った後水の中に入れて、そこに黒砂糖を加えて沸かしてできたものだからです。
つづいて、喉に効く薬として、「ネギを焼いて首に巻く」という吉野の方法も中国では聞かないものです。
しかし、つばめは子どもの時、脳膜炎の予防にきくと言われていた「くわいをニンニクの葉と一緒に茹でて食べる」ことに吉野はびっくりしました。
こうやってやり取りしてみると、中国と日本の間で良く似ている点、そして、あまりよく似ていない点がそれぞれあることに気づきます。
・ 何故、日本では白いお粥が病人食なのか?
・ 何故、日本人の女性は冬でもスカートをはいているのか?
・ 何故、日本人は冬でも、ズボンの下にタイツやズボン下をはかないか?
つばめから疑問がたくさんぶつけられました。
・ 朝起きてから温かいお粥を食べること
・ 寒い時は体を温める食べ物を食べるように
・ 胡桃やナッツ類をたくさん食べると風邪を引きにくくなる
・ 風邪の時は自ら好きな料理を作ってたくさん食べてしっかり睡眠をとる。
・ キウイフルーツは毎回3つ以上を食べる
・ 足を暖めることが健康の元
・ 冬の大根は朝鮮人参のよう…
専門家から、先輩から、親から伝授してくれたこと、掘り起こしてみるとたくさん出てきました。
今回は栄養たっぷりの「ス」を目指して頑張ってみました。ぜひ皆さんお聞きください。
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