Talk By 三遊亭楽生、朱罡、つばめ
特別協力:林涛、ミン亦氷
久しぶりの更新です。今回の巣作りに、おしゃべりが大好きな、素敵なゲストを迎えました。
なんと、中国語が上手な落語家を北京で発見しました。
三遊亭楽太郎さんの一番弟子である楽生さんです。2年前に、上海と北京でそれぞれ半年間留学し、この夏、中国語学校の短期講座に通うため、北京に戻ってきました。
さて、北京と上海。約1400キロ離れたこの2大都市は、今は鉄道だけでなく、朝8時から夜9時半まで、平均すれば30分おきに空のシャトル便でつながっています。気候も風土も人情も多少違いますが、人々の行き来はかつてないほど頻繁になっているといえます。交通の便がよくなると、人々の付き合い方、土地の特色にどのような影響をもたらすのでしょうか。(写真左は北京の天安門、右は上海の陆家嘴)
今回のトピックは中国国内でもまさに不滅の話題。日本の方からも「東京と大阪の関係と似ていますよね」とよく言われますが、この2つの都市に滞在した経験があり、また、中国人と濃密な付き合いをしてきた楽生さんは、これについてどんな風に思っているのでしょうか...
今回の巣作りにはほかにもいろんな人に協力してもらいました。
この6月末、3年にわたるCRIの仕事を思い切って辞めて、旅に出ていた元ネット組の朱罡さん、「花で例えるなら、上海が白玉蘭(写真左)だとすれば、北京はボタン(写真右)だね」。ずいぶん風流なたとえ方ですが……。その意味するところとは?
安徽省生まれで、北京滞在暦20年のつばめに、上海の近くの街・寧波で生まれた朱罡さん、そして、今も年に4回ほど上海で寄席を開く楽生さん。この3人の目には、どのような北京人と上海人のイメージが写っているのでしょうか。
ちなみに、上海とゆかりのある同僚2人にも感想を聞いてみました。
まずは林涛先輩(写真→)。2年ほど前、息子さんが会社の都合で上海勤務となりました。その息子さんを訪ねて、林涛アナはつい先日、上海で2週間滞在しました。
ところで、「北京生まれの息子はきれいな標準語が話せるのに、上海に行ってから話し方がおかしくなってきた」とちょっぴり驚いた表情も。息子が何故、そんなことになったのか父・林涛先輩はそのわけを明かしました。
2人目はミン・亦氷アナ(写真←)です。父親は上海人で、母親は北京人。本人は上海生まれの北京育ち。現在も上海にいる従兄弟たちとよく連絡をとりあっているミンから見れば、北京の良さと上海の良さとは、どんなところにあるのか、また、若者たちの性格には、どんな違いがあるのか、話をしてくれました。(下の写真左は上海バンド、右は北京国貿橋)
さあ、今回のスを聞いて皆さんが「納得した」、あるいは、「納得できない」ことなどありましたら、なんでもお聞かせてください。
なお、三遊亭楽生さんの語る「落語と中国留学」は近く「CRIインタビュー」でアップする予定です。
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