10月1日に放送されたネットラジオの番組「チャイナファイル（クリックして、ご覧ください）」について、リスナーの吉村さんのご感想をいただきました。ここで皆さんにご紹介します。

 　キャスター胡徳勝さんと丹羽麻衣子さんのテンポのいい語り口で始まった今日の中国のトピックス紹介。　

　まずファイルＮＯ１は、国慶節連休の話題。7日までの1週間にわたる大型連休には、メイン舞台はやっぱり天安門広場や故宮でしょうね。かつて北京にいたころの天安門広場の飾り付けを思い出しました。今年もやはり花いっぱいのことでしょう。

　ファイルＮＯ２は、食品安全の話題。違法食品販売等の摘発システムの導入で、通報した場合の報償金制度が改正され、報償金が360万円に引き上げられたとか。でも通報がたくさん行われたら財政がパンクしないか少し心配。

　ファイルＮＯ３は、結婚お祝金の相場について。数年前は200元ぐらいだったのが平均600万元に。その費用の捻出のために節約、バイト、借金と若者は苦肉の策とか。お祝い事が一つの文化である中国では欠かせないだけに大変ですね。友人の多い人はたまりませんね。胡さんも3人の友人の結婚式が集中しているとか。ご同情申し上げます。

　ファイルＮＯ4は、エンタメ情報。私はこれがトンと弱い部門。中日韓の音楽祭が鳥の巣であったとのことだが、4万人が集まっても、9万人収容の鳥の巣では、ちょっとガランとした風景ではないでしょうかね。

　ファイルＮＯ５は、自家用車のアフターサービス向上について。制限条件はあるにしても、2回修理しても治らない場合は返品がきくとのことは、そんな

　不完全な車がそもそも商品として市場に出回ることのほう不思議！な感じ。

　ファイルＮＯ６は、人口事情について。上海では高齢者の比率が北京に比べて低いとのことにちょっと驚く。北京は高齢者がどんどん増えているというのに。上海はやはり若者の街なのでしょうか。

　ファイルＮＯ７は、受刑者の人権について。その中で死刑執行に注射という方法が増えていることは意外でした。注射による死刑執行のほうが人権を重視したやり方だとのことですが、なぜなのでしょうか。中国は銃殺刑が多いようですが、日本は絞首刑が主ですよね。その辺の比較解説があれば面白かったと思います。

　全体として、とてもテンポのよい進行で聞きやすい番組でした。