日本人スタッフのつぶやき42
子どもと音楽
メインステージ 宴は夜まで続く
5月の連休中、北京ではあちらこちらの公園や野外で音楽の祭典が催されておりました。
聞き及んだお話でございますと、米国のウッドストックや日本の富士ロックのようなイメージを目指しておりますそうで、年を追うごとに出演バンドも外国のビッグネームが招聘されたりと、ますます充実しております。
さて、私でございますが、音楽をこよなく愛しております。
「迷笛(MIDI)」や「摩登天空(Modern sky)」といった北京の比較的大きいミュージックフェスティバルには、お子を授かる以前より通わせていただいております。
お子を授かってからは、娘と二人だけで訪れたこともあるほどでございます。
今年は5月1日の「迷笛(MIDI)」にかつての青春の記憶を呼び覚ます外国のバンドが参加するとのこと。
そう、今年も私共は、大音量の野外ステージで生きた音の跳ね回るのを見て、歌い、踊って参ったのでございます。
かつてはやや子を連れた女子(おなご)など私ぐらいなものでしたが、年々お子を連れていらっしゃる方が増えております。
お子は鼓膜が柔らかい状態でございますから、音量には十分に注意してあげなければなりませんものの、「生きた音」そして「野外」というそのシチュエーションは、お子らにとっても心躍る空間なのではございませんでしょうか。
お仲間が増えて、我が娘も嬉々としておりました。
しかしながら、楽しい時間というものはあっという間に過ぎ、去り行くものですわね。
――この世に終わらぬ宴なし。 (中原美鈴)
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