先日、吉田さんも中国のサービスについてつぶやいてらっしゃいましたが私も中国のサービスについて。
「日本ではお客様は神様」という考え方が定着していますが、ここ中国では全くそんなことはありません。日常生活の中で、私は神様じゃないんだなー。と感じる瞬間が度々あります。
さて、4月28日の2011西安世界園芸博覧会の開幕にあたり開幕式の生中継のため西安に出張しました。無事、中継も終了し帰りの飛行機の中での出来事。
離陸後間もなく機内でドリンクサービスが始まりました。2人のアテンダントが狭い通路をカートを押しながら飲み物を配っています。すると1人の男性アテンダントが誤って氷が入っているアイスボックスを床に落としてしまったのです。
その瞬間、細かい氷と溶けた水が周囲の乗客の顔や髪や衣服に飛び散りました。
アテンダントは直ぐに紙ナプキンを乗客に渡し拭くように促しましたが、、、
アイスボックスを落とした当の本人は全く誰にも謝らず、もう1人のアテンダントは
「ほんとにびっくりしたわ~」なんて他人事の様子。
日本では考えられないことですよね。だって、神様に向かって水をかけてしまったんですから!!
思わぬ災難に遭った乗客に向かって、
「あれ?ひとっ風呂浴びたの?」なんてジョークをかましていた人もいました。
幸いにして私は機内で、ひとっ風呂浴びなくて済みました。
出張の疲れを癒すべくお風呂は自宅でゆっくり入りたいと思います。
丹羽麻衣子
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |