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日本の鑑真坐像、11月下旬中国に里帰り

2010-07-13 10:05:49     cri    

 揚州市政府は29日、北京の釣魚台賓館で記者会見を行い、「日本奈良市の東大寺木造鑑真和上坐像が11月下旬、中国の揚州へ里帰りする」と発表しました。今年の11月26日―12月7日、鑑真和上坐像は揚州市の鑑真図書館で一般公開される予定です。

 揚州市の王玉新副市長、中日友好協会の許金平副会長、日本中国駐在大使館の山田重夫公使は記者会見で挨拶し、「鑑真和上坐像 里帰り」について、詳しく説明し、里帰りの成功に祝福を送りました。

 今回の「鑑真和上坐像 中国揚州へ里帰り」は、中国人民対外友好協会、中日友好協会、日中友好協会、日本奈良県政府、揚州市人民政府によって主催され、中華宗教文化交流協会、中国仏教協会、江蘇省人民政府対外友好協会、江蘇省仏教協会、揚州鑑真図書館の協力で開催されるものです。

王玉新副市長

許金平副会長

山田重夫公使

 揚州市の王玉新副市長、中日友好協会の許金平副会長、日本中国駐在大使館の山田重夫公使は記者会見で挨拶し、「鑑真和上坐像 里帰り」について、詳しく説明し、里帰りの成功に祝福を送りました。

 この活動の主旨は「鑑真和上精神を発揚し、中日友好を推進する」となっています。鑑真和上は、度重なる困難を克服して、日本に渡り、中国の文化と中国人の友情を日本に伝えました。活動の主催者はこのような「鑑真精神」を大きく発揚して、中日友好を推進することを希望しています。

 記者の質問に答えた際、揚州市外事弁公室の鄧清主任は、「日本人にとって、揚州市の鑑真記念堂、大明寺が最も魅力的だと思う。その次は揚州チャーハンだろう。揚州市と日本の交流の歴史は長い。わが市は日本の唐津市、厚木市、奈良市と姉妹都市を締結している。政府間の交流以外に、民間交流、特に青少年の交流はとても盛んである。今度、姉妹都市の建築家たちを招いて、揚州市の古代建築の保存などに協力してもらうつもりだ」と答えました。

 揚州市は鑑真のふるさとです。紀元742年、日本の遣唐使が鑑真和上を日本へ招きました。鑑真和上は12年間を費やして、5回の失敗を越え、やっと日本に着きました。彼は中国の唐代文化を日本に伝えて、揚州市と日本の友好交流の歴史はこうして始まったのです。

 紀元759年、鑑真和上は平城京(今の奈良)で唐招提寺を創建しました。千年以上が経っても、鑑真和上は日本の人々に「律宗の開祖、天台宗(てんだいしゅう)の先駆者、医薬の始祖、文化の父」と尊称されています。

 現在、日本では二つの鑑真和上坐像があります。一つは奈良の唐招提寺の鑑真和上脱活乾漆坐像で、日本の「国宝」になっています。もう一つは、奈良東大寺の木造鑑真和上坐像で、日本の国家レベルの重要な歴史文物です。

 1980年4月、中国の鄧小平氏の提唱で、中日両国の努力によって、奈良唐招提寺の鑑真和上脱活乾漆坐像が中国に里帰りして、今で30年も経ちました。

 2008年5月、中国の胡錦涛国家主席が日本を訪問しました。その期間中、揚州市は胡主席の「暖春の旅」に応じて、大型市民訪日団を派遣して、日本の奈良を訪ね、第一回「鑑真和上精神」フォーラムを開催しました。揚州市はまた、胡主席の訪日の贈り物「友誼の舟」を製造し、日本に贈りました。

 2010年は奈良唐招提寺の鑑真坐像里帰りの30周年でもあり、日本平城京遷都の1300周年にもなっています。5月23日、揚州市と奈良市は正式に姉妹都市を締結しました。揚州市政府と奈良市政府の協力合意によって、東大寺の鑑真和上坐像が今年の11月、中国(揚州市)へ里帰りすることになりました。

 企画によりますと、鑑真和上坐像の一般公開期間中、揚州市では、「鑑真和上坐像里帰りと第一回中日仏教芸術祭大型イベント」、「鑑真和上坐像の里帰りの儀式」、「鑑真和上(桜)大道」始動儀式や「鑑真和上(桜)大道の海外募金儀式」、第二回「鑑真精神」フォーラム、中国揚州第一回「鑑真和上杯」国際書道展と絵画展開幕式、仏教芸術展開幕式などのイベントを行う予定です。

 東大寺の鑑真和上坐像

 日本の奈良の東大寺戒壇院千手堂にある鑑真和上(688年―763年)坐像は、高さ78.2メートルで、江戸時代から保存されてきた日本の国家レベルの重要な文物です。

 紀元754年4月、鑑真和上は東大寺で戒壇を築きました。755年、戒壇を西に移して、戒壇院が成立されました。鑑真和上は北側の唐禅院に居住し、紀元759年に、唐招提寺を創建しました。

 東大寺鑑真和上坐像は享保18年(1733年)、現在の戒壇院を再建する時に製造したものです。鑑真和上の伝記『唐大和上東征伝』によりますと、鑑真和上は生前に、戒壇院で自分の祠(ほこら)を作りたかったが、実現できなかったといいます。この坐像は江戸時代に製造されたもので、鑑真和上の願望を完成したものです。従ってとても有意義だと言えます。(取材:オウギ)

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