ここで、今年好評を博した曲をまとめてご紹介します。
【スーパーアイドルの新曲がヒットする予感】
CCTV「春節聯歓晩会」(春晩)の常連ともいえる、台湾出身のスーパーアイドル、王力宏(ワン・リーホン)、今年は新曲を引っさげての出演でした。この新曲は、成龍(ジャッキー・チェン)の最新映画『ライジング・ドラゴン(原題:十二生肖)』の主題歌で、十二支をモチーフにし「十二生肖(チャイニーズ・ゾディアック)」という曲、中国らしさ満点で「春晩」の雰囲気にもピッタリでした。そしてユニークなダンスも注目を集めました。
【世界的な歌姫がCCTV初登場、中国語も披露】
今年の春晩で最大の目玉となったのは、やっぱり世界的な歌姫、セリーヌ・ディオンの出演です。中国のトップシンガー、宋祖英(ソン・ツーイン)と中国の民謡「茉莉花(ジャスミンの花)」を中国語でデュエットしました。中国語で歌うのは初めてだったセリーヌ・ディオンですが、わずか5時間で歌詞とメロディをマスターしたということです。さらに映画「タイタニック」のテーマソング、「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」も披露。彼女の完璧な歌声に酔いしれた観客も多かったことでしょう。
【初出場の人気歌手が夢のコラボ】
昨年大ヒットした番組「中国好声音(the voice of china)」に審査員として出演し、再ブレイクした楊坤(ヤン・クン)と、湖南衛星テレビのオーディション番組出身の女性歌手、張靚頴(ジェーン・チャン)がデュエットで歌った友情ソング「一輩子朋友(永遠の友達)」、そして、台湾のオーディション番組出身の若手シンガー、林宥嘉(ヨーガ・リン)と大陸のオーディション番組出身の人気シンガー、張傑(ジェイソン・チャン)が初コラボしたラブソング、「給我你的愛(愛をください)」をはじめ、中国を代表する若手シンガー続々と登場し、若者を中心に注目されています。
【ヘビ年を代表するアーティストとは??】
昨年再結成を果たした台湾のガールズユニット、S.H.E.。偶然にも、グループ名のピンイン読みは「SHE」、中国語の「ヘビ」に当たります。今年のえとがヘビということで、「S.H.Eは今年を代表するアーティストだ」とファンが冗談で言った一言で春晩出場が決まったそうです。彼女たちが春晩のステージで披露したのは代表曲の「SHERO」。
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