韓国の崔炅煥(チェ・ギョンファン)経済副首相兼企画財政部長官が28日、浙江省杭州市にあるアリババの本部で、馬雲(ジャック・マー)会長らと会談を行いました。これは去年8月にソウルでの会見に次いで2回目で、アリババ傘下の電子商取引サイトとサービスを韓国の中小企業が使用したり、韓国の商品が企業と個人の取引(B2C)の「天猫(Tmall)」などを利用することの推進がねらいです。
席上、馬雲会長は、中国のネット決済システム「支付宝」の韓国での業務展開への支持について、韓国政府に感謝の意を表しました。その上で、アリババは引き続き、中国の消費者へ韓国の中小企業の優れた商品を紹介していくと約束しました。
双方は、韓国の若者の養成に共に力を入れることにより、世界の電子商取引市場への進出を促進していくことを決定しました。
馬雲会長の頻繁な各国政府要人との会見は、アリババ傘下の淘宝網(タオバオワン)と天猫(Tmall)が、各国が中国市場に参入する際の重要なルートになっていることを意味しています。(藍、keiko)暮らし・経済へ
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