中国観光研究院は22日、「今年の国慶節ゴールデンウィークの観光者数は延べ4億8000万人、観光収入は2700億人民元という史上最高に達する」と予測しました。中国観光研究院の戴斌院長は「2014年の中国の出入国観光貿易赤字が1000億ドルを突破することは確実だ」と指摘しました。

　中国観光研究院は「国慶節によるゴールデンウィークの観光客総数は昨年より13％上回る見込みだ。国内経済が安定し、観光の優遇政策に恵まれ、また、観光地やネットによる観光業の販売促進政策などの要素の影響を受け、ゴールデンウィーク期間中に観光したいという人は56％にのぼる」と発表しました。

　中国国家観光局のデータによりますと、今年上半期の海外旅行における消費額は700億ドルを超え、昨年同期より20.7％上回った。今年1年間の海外旅行者数は延べ1億1600万人で昨年同期より18.2％上回り、海外旅行消費額も昨年同期より20％多い、1550億ドルに達するだろうとしています。（hj　小山）暮らし・経済へ