中国国内の観光地は11月に入り、オフシーズン価格を順次実施します。北京の故宮をはじめ、ポタラ宮や九寨溝、黄山の入場券がそれぞれ、11月1日、11月5日、12月1日から値下がりします。
一部の観光地は今年、「旅行法」による強い影響を受けており、割引の幅も例年より拡大し、観光シーズンより25%-45%の値下がりとなります。
中国西部や東北部などの地域は、オフシーズンに入ると、観光地だけでなく、航空券やホテル代も同時に割引し、国内ツアーの値下げブームが再び起きるため、全コースで3割引までになります。旅行社によりますと、観光シーズンの価格が欧州ツアーと比べても引けを取らないチベットや新疆への団体航空券が現在、次々と約2000元にまで下がり、前売りの団体コースが20分以内に売り切れとなったということです。
毎年、11月1日から来年4月30日にかけてのオフシーズンに入ると、チベットや新疆、九寨溝をはじめとする中国西部の人気観光地の価格が最も安く、下落幅が一般的に50%を超えるということがわかりました。そのほか、北京市内の観光地も故宮や八達嶺などの人気スポットでさえ、3割引になり、いずれも40元となります。
業界によりますと、観光商品のオフシーズンの特別価格は、春節が近づくにつれ、1月中旬ごろから徐々に回復し、団体購入費は国慶節の大型連休時の価格より、高くなる可能性があるということです。(肖玫、山下)暮らし・経済へ
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