北京で開かれていた中国とアメリカのビジネスリーダーや元政府高官による6回目となる対話が23日終了し、共同声明が発表されました。声明では、できるだけ早い投資協定の実現が呼びかけられました。

　中国の代表は「中国とアメリカは、双方が求めているテーマやプロジェクトを通じて、誠実な対話と実務的な協力を行い、成果を挙げ、信頼関係を築き、相互信頼と互恵の良い循環を実現すべきだ」と述べました。アメリカの代表は「両国は、共に努力して相互信頼関係の醸成を大いに推進し、具体的な行動を起こして、両国の経済貿易関係を深めていく」と語りました。

　対話の中で、中国は「中国とアメリカのインフラ分野の投資を促進する研究」について報告しました。この分野の協力の現状やポテンシャル、協力の方法と問題点が指摘され、対策やアドバイスも提案されました。（任春生、山下）