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　中国外務省辺海局の易先良副局長と中国海洋石油グループ（CNOOC）サービス株式有限公司の李勇最高経営責任者（CEO）はこのほど、中国が西沙諸島周辺の南海海域で行っている掘削作業について記者会見を開き、ベトナムが中国企業に対して進めている如何なる妨害活動をも直ちにやめるよう呼びかけたと共に、中国側の立場を説明しました。

　席上、中国側の代表は「5月2日以来、ベトナムが中国海洋石油グループサービス株式有限公司の中国の西沙諸島周辺海域での正常な掘削作業に乱暴な妨害を進めていることに対し、中国は大きな驚きを感じた」と述べました。

　また、「西沙諸島は中国の固有領土であり、如何なる争いも存在していない。中国企業が中国の西沙諸島周辺海域で進めている石油掘削作業は完全に中国の主権であり、主権権利や管轄範囲内のことでもある。ベトナムが中国企業の正常な作業を妨害し、中国の主権、主権権利と管轄権をひどく侵犯し、正常な生産活動の秩序と生産プラットフォームの安全に大きな影響を与えただけでなく、両国関係にも不必要な混乱をもたらしている」と話しました。

　さらに、「ベトナム側の妨害に対し、中国側はやむを得ず現場での安全保障に力を入れ、ベトナム側の妨害を阻止しながら、海上作業の秩序を維持し、航行の安全を確保しなければならない」と述べた後、中国の合法的かつ正当な権益を尊重し、理性を保ち、如何なる妨害活動をも直ちにやめ、現場から船舶や関係者を撤退するようベトナムに求めました。（05／09　Lin、Kokusei）暮らし・経済へ