19日、発表された『2013年中国ブランド発展報告』によりますと、中国商務省の認証を受けた「中華老舗企業」はこれまでに700社以上に達しているということです。「中華老舗企業」認証の目的は、顕著な長所と発展の潜在力を持つ老舗企業を育成し、競争力を持つ自主ブランドの復興を支援し、民族企業の海外進出という経済戦略を実現することにあります。

　この報告は、中国商業連合会・中国消費者保護基金が主催して19日北京で開かれた『中国企業5つ星ブランドフォーラム』で、「中華老舗ブランドの継承と発展」をテーマに発表されたものです。

　報告では、「中華老舗企業のほとんどが数百年も伝えられてきた独自の技を持っており、独占する資源には先天的な優位性がある。しかし、品質そのものの問題ではなく、ブランドの再生・維持などの能力が不足しているため、老舗企業としての発展が阻害されている。中国老舗企業の復興を促進するため、中国商務省は2006年から全国で老舗企業の振興プロジェクトを実施し、一連の支援策を制定してきた」と明らかにしました。

　報告はまた、「継承と発展のプロセスで、一部の老舗企業は知的財産権の保護、文化的な内容の発掘、ブランド価値のアップ、独自技術の継承、商業的信用の維持、消費理念の増強など一連の措置を通じて再生を実現した」と紹介しています。（Yin、大野）暮らし・経済へ