戴秉国国務委員はその際、「世界に重大な変化が生じている昨今、各大陸の多くの新興国家と途上国が急速に台頭しつつあり、国際社会のシステムや国際関係を推進し、世界の経済成長を牽引する重要な力となっている。また、世界の多極化と国際関係の民主化にますます重要な影響を及ぼし、国際政治や経済の版図を変えつつある。このような情勢の中で、ブリックス諸国は自国の発展の道やブリックスの将来、そしてブリックス諸国間の協力に自信を持ち、団結、協力、共栄という理念を打ち立て、世界や地域の問題における協調を強化し、世界の平和と正義を後押しすると共に、グローバル化時代の新たな国家関係のモデルを構築していかなければならない」と述べました。

　なお、この日の午後、インドのマンモハン・ シン首相が会議に出席する各国の代表団団長との会談の場を設け、戴秉国国務委員が出席しました。（ｈｊ）
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