会員登録

 国際社会、BRICS会議と胡主席の演説を評価

2012-03-31 14:28:03     cri    

 ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)による第4回首脳会議が28日から29日までインドの首都ニューデリーで開かれました。会議では、5カ国の協力や世界経済をめぐる共通認識を盛り込んだ「デリー宣言」が採択されました。国際社会や多くのメディアは、中国の胡錦涛国家主席が会議で行った演説と会議の成果を高く評価しています。

 インドの新聞「ヒンドゥスタンタイムズ」は、胡錦涛国家主席の演説について「国際的な管理システムの改革を求める発展途上国の姿勢を示した演説だった」としています。

 ロシアの政治評論家タブロブスキ氏は、「胡錦涛主席が提案した世界経済管理システムの改革の推進や新興国、発展途上国の発言権と代表性の強化は重要で、現実的な意義がある」と評価しています。

 南アフリカ国営メディア「ビュアニュース」は、「南アフリカのズマ大統領は、会議で採択された『デリー宣言』が、BRICS諸国が世界的な試練に対応するのにプラスになると考えている」と述べています。

 ブラジルの通信社は、「デリー宣言」について、「BRICS諸国は宣言で次のような立場を示した。先進国はその経済を回復するには、自国にも他国にも被害を与える過剰流動性をつくるのではなく、構造改革や雇用拡大などに取り組むべきだ」と伝えています。(鵬、志摩)

 国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS