中国代表団の秦剛報道官は29日、新興5カ国（ブリックス/BURICS）第4回首脳会議について、「中国はBRICS諸国の協力が更に高いレベルへと発展し、引き続き世界経済の成長をリードできると信じている。また、世界経済の管理を改善し、多国間主義と国際関係の民主化の面におけるBRICSの建設的な役割を強化する」と述べました。

　秦報道官は今回の会議について「世界経済の管理面において共通認識を得たほか、世界の発展における問題の解決で重大な成果を得た。また、各分野におけるBRICS諸国の実務協力の深化において新たな進展を得ると同時に、共に関心を寄せる重大な国際と地域問題についても重要な共通認識に達した。BRICS諸国は開放、団結、相互理解、相互信頼を基盤として、共に発展するパートナーシップを深化する意志を明確にした」と紹介しました。

　また、「会議はBRICS諸国の協力が平和、発展、協力という時代の流れに合致していることを表しており、これは世界経済が更なる平衡を保つために有利であるだけでなく、国際関係をより合理的なものとし、世界の平和が一層長く維持されることを示している。中国は、BRICS諸国の発展と各国との協力に自信を持っている」と述べました。（劉叡、中原）国際・交流へ