インドのニューデリーで開かれた新興5カ国(ブリックス/BURICS)第四回首脳会議が現地時間29日午後、「デリー宣言」を採択して閉会しました。ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの指導者が閉会式に出席しました。
「デリー宣言」は「世界経済危機という情勢においても、ブリックス各国の経済回復は好調だ。世界経済を積極的に牽いんする役割を果たしている」とした上で、「先進国は責任のあるマクロ経済策を講じて、世界の過剰流動性を避けるべきだ」としています。同時に、「国際通貨基金や世界銀行などの国際金融機関の内部改革を進めると同時に、発展途上国の発言権を強化すべきだ」と強調しています。
さらに、中東、北アフリカ、西アジアなどの地域問題、特にシリアとイラン問題について、「BURICS各国は各自の立場を調整し、武力行使に反対するとともに、平和対話を通じて各種の衝突を解決するよう呼びかけた」としています。(朱丹陽 中原)国際・交流へ
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