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不確定な雰囲気の中にある朝鮮半島情勢

2012-12-21 13:46:58     cri    

























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 朝鮮半島情勢は不確定な雰囲気の中で2012年を終えようとしています。キム・ ジョンウン(金正恩)氏が朝鮮の最高指導者に就任し、またその後の2回にわたる衛星打ちげによって、朝鮮半島やこの地域の情勢が再び緊迫化しています。韓国では大統領選の結果、与党セヌリ党のパク・クンヘ(朴槿恵)氏がやや優勢に立ち当選しました。そこで韓国初の女性大統領はいかなる対朝鮮政策を実施するのか?これからの朝鮮半島情勢はどうなるのか?中国はこの地域の平和と安定を維持する面でどんな役割を果たすのか?

 2012年の朝鮮半島情勢に影響を及ぼした多くの事件のうち最も重要なこととして挙げられるのが、キム・ジョンイル(金正日)総書記が2011年12月17日に急死し、金正恩氏が2週間後に朝鮮人民軍最高司令官に就任し、さらに今年4月に最高指導者になったことでしょう。

 金正恩氏はその後、宇宙開発事業の発展を重視し、4月13日と12月12日に、国際社会からの反対を無視し、ロケットをそれぞれ発射して、人工衛星「光明星(クァンミョンソン)3号」の打ち上げをついに成功させました。

 このことについて、中国社会科学院韓国研究センターの朴光海副研究員は「キム・ ジョンウン氏の考えは、朝鮮が自力で国内建設を行うと同時に、複雑な国際情勢と国内環境の中で、既定の方針や政策に沿って国家発展の道を歩んでいくことを世界にアピールすることである」と分析しました。

 また、今年の韓国大統領選はパク・チョンヒ(朴正熙)元大統領の長女、与党・セヌリ党のパク・クンへ氏と最大野党・民主統合党のムン・ジェイン氏の一騎打ちとなりました。 さて当選したパク大統領はイ・ミョンバク(李明博)政府の強硬な対朝鮮政策を継続すると見られています。しかし、現行の政策はあまり効果が見られなかったことから、次期大統領は今の政策を調整すると予測されています。当時は一平民として朝鮮を訪問し、キム・ジョンイル氏と会ったことのあるパク・クンへ大統領のこれからの行動が注目されます。

 中国外務省の華春瑩報道官は「南北双方が対話を通じて関係を改善し、和解と協力を促し、朝鮮半島の自主と平和統一を最終的に実現させることを一貫して支持している。東北アジア地域の平和と安定の維持はこの地域と世界にとっては重要な意義がある。関連各方面が協力を強め、交流を通じてこの地域の平和、安定と発展を守り、東北アジア地域の経済一体化プロセスを共同で進めていくことを期待している」と述べました。

 朝鮮半島の事柄は非常に敏感であり複雑です。朝鮮半島の平和を維持することは中国の責任ですが、中国だけの責任ではありません。 

 平和で安定した半島情勢の維持は、関係各方面の利益にマッチしており、この目標を達成するには、4年間も中止されていた朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議を再開しなければなりません。一方的な行動は朝鮮半島の問題解決に役立たないどころか、情勢を一層複雑にするだけでしょう。朝鮮半島情勢は2013年にどのように動いていくのかに各国が注目をしています。ですから関係各方面は実質的な行動をとる必要があるのです。(Yin)

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