北京市教育委員会は9日に、北京市の都市部と農村部が交わる区域における一体化した小中学校の建設への管理方法を打ち出しました。
北京市は、その規模拡大につれ人口が増え続けており、今後3年間に小学校では入学ラッシュが到来すると見られていますが、現行の小中学校の構成では適応できず、構造バランスが崩れることが懸念されています。
この入学ラッシュに備え、新たに打ち出された「管理方法」によりますと、来年、人口が密集する都市部と農村部が交わる区域ではより高いレベルの学校を建設し、3年間連続で毎年200万元(約2653万円)を市財政から奨励金として支給するということです。これによりこれら区域の小中学校の一体化プロセスがさらに拡大するものと見られています。(張強、吉野)
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