中国教育省は6日、9つの省と直轄市(北京、上海、広東、福建、山東、湖北、黒竜江、安徽、雲南)の関連部門の責任者を招集して会議を開き、出稼ぎ労働者の親と共に都市に移住した子供たちの異郷での大学入試に関する解決策を討議しました。
会議は、問題解決に向けたスケジュールと流れ図を早期に明確化し、実施案を制定することを確認しました。また、出稼ぎ労働者が現地で合法的で安定した職業を持っていること、合法的で安定した住宅(賃貸を含む)を持っていること、一定年数、国の社会保険に加入していること、子供の現地での就学年数やその状況などを基に許可条件をさらに細分化し、年内に実施案を打ち出すことになっています。
現在、中国では、本籍地以外の場所での就学や大学受験には様々な制限があり、省を越えた出稼ぎ労働者子弟の教育が問題になっています。(朱丹陽 大野)
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