中国の袁貴仁教育相は6日、北京で、「今年、中国の教育に対する政府資金の投入はGDP・国内総生産の4%、2兆2千億元になる。追加資金は主に教育機会の公平化と教育水準の向上に用いられる」と述べました。
これは、国務院報道弁公室が主催した教育改革と発展状況に関する記者会見で、袁教育相が明らかにしたものです。袁教育相はまた、「今年、教育に対する政府資金の投入は去年より6000億元増えた。以前の資金投入は主に日常の運用に使われたが、現在の資金は社会的公平と教育水準の向上などの面にも使われる。教育機会の公平確保については、農村部、貧困地域、民族地域、家計困難な生徒を重点とする。教育水準の向上については、教師の育成、教育状況の改善を強化し、人材育成の水準を高めていく考えだ」としました。
袁教育相はさらに、「各種学校の財政制度と会計制度を整備し、実務の監査や、財務情報の公表、責任追及の強化を通じて、教育資金に対する管理を強める」と指摘しました。(Yin、大野)
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