中国では反日デモが各地で行われ、一部地域では悪質な暴力事件がおきています。
広州や深センでは群衆の一部が暴徒化し、青島ではトヨタのディーラーが放火されました。このような行動は愛国どころか、一般住民も傷ついています。これを受けて有識者は「理性的な愛国」を提唱し、政府部門も、反日デモを行う時には他人の利益を損なわないよう理性を保つことを警告しています。
また、愛国心を表す抗議活動では、こんなシーンも見られます。国旗を掲げ、スローガンを叫ぶ人もいるし、個別なものによる過激な行動を阻止するため、自発的に秩序を守る人がいます。
9月の16日、深センのミニブログ(中国版ツイッター)サービスセンターはこんな「つぶやき」を書き込まれました。「市民の皆さん、今日の市民による自発的なデモ行進では、個別的に破壊行為が見られた。皆さんの安全を守り、正常な社会秩序を維持するため、石を投げたり物を破壊する不法行為には参加せず、理性的に愛国心を表すと共に、現場にいる警察やスタッフの勧告に従って、できるだけ早く現場を去ってください。ご協力どうもありがとうございます。」大勢の市民が同じような内容のショートメッセージを受け取ったということです。(ZHL) 暮らし・経済へ
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