現地時間の13日午後、国連常駐の中国の李保東大使は、国連のパン・ギムン事務総長に、中国の釣魚島及び付属島嶼の領海基点と基線座標表と海図を手渡しました。これは、10日中国が、釣魚島及びその付属島嶼の領海の基点と基線を発表した以降、国際社会に向けて釣魚島の主権を再度表明した重要な行動です。これで、中国は「国連海洋法条約」の義務を履行し、釣魚島及びその付属島嶼の領海の基点と基線を公表するすべての法的手続きを完了しました。
李大使はパン・ギムン事務総長と会談する際、「釣魚島は昔から中国の神聖な領土である。中国の人民と政府は、自国の領土の主権や領土の保全を守る決意と力がある」と強調しました。
ところで、領海基線は沿海国が海洋管轄権の建設を主張するスタートラインです。その基線の確定は、海洋管轄区域を確定する際に必要となる前提です。従って、これは沿海国が領海を主張する時に重要な意義を持っているほか、隣接区域、排他的水域、大陸棚を含めた海洋区域を主張するときにも非常に重要です。(朱丹陽)暮らし・経済へ
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