「釣魚島が中国に帰属する鉄壁の証拠」とされ、「浮生六記」に収録されている「海国記」の銭泳による写本が20日、北京でオークションにかけられました。落札額はその大部分が中国の貧困支援事業に役立てられるとのことです。
清の時代の文学家沈複の著書である「浮生六記」は、国内外の見聞を記録したもので、このうちの2巻が遺失し、中国の文化界、出版界の人士が130年に渡って捜し求めてきましたが、近年その第五巻に当たる「海国記」が山西省に住むコレクター彭令氏の手によって現世に再びその姿を見せました。
専門の学者らが詳細な研究を行ったところ、「海国記」に示されている釣魚島の描写が疑いようもない真実であるとの意見で一致し、釣魚島が中国に帰属することを証明するもうひとつの確かな証拠であると主張しています。(翻訳:中原美鈴)
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