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 イエメン反政府派、対話開始前の大統領退陣を要求

2011-07-24 14:06:07     cri    

 イエメン反政府派の首脳は23日、イエメンを訪問中の国連のオマー事務総長政治顧問と会談し、「与党との対話を拒絶し、サレハ大統領の退陣を求める」との考えを示しました。

 オマー顧問は20日、イエメンの首都サヌア入りし、政府高官および反体制派首脳とそれぞれ会談し、「関係各党派は建設的な対話により、国内の政治危機を終結するよう」呼びかけました。

 現地メディアの報道によりますと、イエメン反政府派であるハシッド族連合の指導者サデク・アル・アマル氏は、オマー顧問と会談した際、「サレハ大統領の退陣を要求する国連の表現は軟弱であり、反政府各派は、自らの目的を実現するために、全面的に反乱を起こすかもしれない」と警告しました。

 5月23日、ハシッド族連合の武装勢力は首都サヌアの政府を襲撃して、政府軍と激しい戦闘になり、死傷者は数百人に上っています。さらに、6月3日、イエメンの大統領府は爆弾攻撃を受け、サレハ大統領と首相を含む多くの高官が負傷し、少なくとも12人が死亡しました。(万、大野)

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