9月の初めに始まったパレスチナとイスラエルの直接交渉はイスラエルの入植地建設の凍結が期限切れになった後、行き詰まった状態となりました。パレスチナのエレカット首席交渉代表は11日、アンマンで、「パレスチナとイスラエルの直接交渉が失敗すれば、イスラエルはその責任を持つべきだ」と述べました。
これはこの日の記者会見で述べたものです。エレカット代表は、「パレスチナは国際社会と共にイスラエルに圧力をかけ、ヨルダン川西岸でのユダヤ人入植地の建設中止を促している」と述べました。
10ヶ月前に実施されたイスラエルのヨルダン川西岸での入植地建設凍結措置が9月26日に期限切れとなりました。イスラエルのネタニヤフ首相は11日、「もし、パレスチナ側はイスラエルを『ユダヤ人国家』として認めれば、入植地建設の凍結を延長する考えだ」と述べました。(翻訳:董燕華)
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