6月16日は中国では端午節(旧暦5月5日)です。振り替え休日のため、今週は月~水まで三連休となっています。ちょうど今は、毎晩ワールドカップの熱戦が繰り広げられているため、連休なのにどこにも行かず、テレビの前で釘付けになって過ごすという人も多いようです。
日本各地は例年より遅く、今週始めから相次いで梅雨入りしました。中国では、今はちょうど小麦の刈入れ時ですが、雨の影響でいったん開始した作業が中断されたり、開始が遅くなったりしているようです。幸い、農業当局の発表では小麦の出来高は雨の影響を受けていないようで、今年も豊作が見込まれるということで、ありがたく思っています。
さて、6月11日、中国の『食品安全法』施行1周年を記念するため、「第二回中国食品安全ハイレベルフォーラム」が北京で開かれ、100社余りの食品企業が「信義誠実の原則を守る」ことで共同宣言を出しました。
一方、北京の安全農産物の流通には今年、新しい動きがありました。年頭に、市内の9大農産物卸売り市場の一つである「中央市場」の北西部に、北京市近郊で生産される有機食品や食材を販売、宣伝する「北京市安全農産物流通サービスセンター」が設立されました。市政府が出資し、安全でグリーンな有機食品の認定を受けた企業や生産者向けに無料でブースが提供されています。14あるブースには北京市内で農業生産をしている13の区と北京市食品加工最大手の「首都農業集団」が出展しています。運営開始して半年経とうとしていますが、センター主任の譚経文さんに話を聞いてみました。(王小燕)
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