北京の気温は5月に入ると、一気に30度を超え、すっかり夏めいてきました。気温の上昇とともに、この季節の風物詩、風に乗るとふわふわと飛ぶポプラや柳の綿・柳じょが飛び始めました。
さて、暑いのは気候だけではありません。この連休、世界中から熱く注目されている中国の都市があります。
それは中国の上海です。上海万博は30日に開幕式を行い、翌1日から正式に公開となり、3連休の間に、56万3000人の来場者が訪れました。経済効果は北京五輪の3.49倍とも見られている上海万博について、これまで3日間の運営とこれからの予定を見てみます。
一方、北京では、世界の自動車メーカーにとってのビッグイベント「第11回北京モーターショー」が4月25日から5月2日まで開催され、8日間で約79万人の来場者を魅了しました。世界的な景気低迷と自動車産業の不振はあったものの、「史上最強のモーターショー」と呼ばれた盛り上がりぶりでした。現場を取材してきた丹羽麻衣子さんと一緒に振り返ってみます。
中国では、メーデーの連休は例年では不動産取引が盛んで、デベロッパーや中古住宅代理店にとってかせぎ時ですが、今年は4月中旬の住宅ローン規制政策で、買い控えする人が増えたため、不動産業界にとって寂しい連休となったようです。(王小燕)
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