上海万博は今日で二ヶ月目に入りました。5月では延べ800万人が来場し、開園当初、予想よりも客足が少なかったことが懸念されていましたが、来場者数は5月21日以降、毎日30万人を保っています。中でも、雨上がりの29日(土)は50万400人となり、開幕してからの最高を記録しました。
一方、5月27日から31日、北京では年に一度のビッグイベント・北京国際科学技術産業博覧会(北京ハイテク博)が開かれました。1998年にスタートしたこの博覧会は、科学技術をテーマにした最大規模の国家クラスの展示会で、今年で第13回となります。5日間の延べ来場者は20万5000人で、568の投資や技術協力、貿易の契約が結ばれ、総契約額は前回より47%増えて389億元に達しました。
今週の番組は「第13回北京ハイテク博」での見聞を中心に紹介します。
今回のハイテク博で3Dテレビと「省エネ、創エネ、蓄エネ」を一体にした環境技術をPRしていたのは、昨年5月、中国の環境貢献におけるモデル企業を目指すと宣言したパナソニック社です。一年が過ぎた今、どのような手ごたえがあったのでしょうか。パナソニックチャイナ環境推進部の斉藤博幸(さいとう・ひろゆき)部長(写真)に話を聞いてみました。(王小燕)
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