9月4日、「中ロ友好の旅」合同取材団は、ロシアの首都モスクワの赤の広場で盛大な祝賀式を行いました。これは、「中ロ友好の旅」取材活動の無事終了を示しています。
4日午前9時頃、赤の広場にモスクワ市の歌が流れ、「中ロ友好の旅」取材団の13台のオフロード車はパトロールカーに先導されて、赤の広場にあるワシリー聖堂前の広場に入ると、貴賓席の両側にきちんと並んで停車しました。統一のユニフォームを着た取材団は元気いっぱいオフロード車を降りました。劉古昌駐ロシア中国大使、中国国際放送局の王庚年局長、ロシア連邦会議のメゼンツェフ副議長、カラジン外務次官、モスクワ市のビノグラドフ副市長らが祝賀式に出席しました。
午前10時30分、祝賀式が正式に始まりました。ビノグラドフ副市長は席上、ルシコフ市長の祝賀メッセージを読みあげました。
ビノグラドフ副市長は、「私は、ルシコフ市長の代理として取材団に心からの祝意を表します。私はみなさんを熱烈に歓迎します。みなさんは友好の旅をしてロシアの広い国土を通り抜けました。これに対してわれわれは高く評価しています」と述べました。
ビノグラドフ副市長はその後、王庚年局長に取材団の赤の広場到着証明書を手渡しました。
劉古昌大使は席上で挨拶し、 「『中ロ友好の旅』は新たなものです。中国国際放送局、CCTV・中国中央テレビ局、人民日報、新華社及びロシアのタス通信など中国とロシアの主要メディアの記者が共同に取材団を組織して、両国の20余りの都市を取材しました。これは中国とロシアのメディアの交流史上で初めてのことで、両国の今後のマスコミ協力を強く推進する役割を果たすに違いない」と述べました。
「中ロ友好の旅」取材活動を組織した、中国国際放送局の王庚年局長は談話の中で、「今回の活動は、中国のメディア7社とロシアのメディア3社が参加しました」と述べました。
王庚年局長はさらに、「こんな大型の取材活動は中国とロシアのマスコミ交流史上で初めてです。私はいろいろな困難を克服し、体力の極限にチャレンジすることに成功した団員たちに心からの敬意を表します。皆さんは北京からモスクワまでの道に友好をいっぱいばら撒いた」と述べました。
また、ロシア側の政府代表のメゼンツェフ連邦会議副議長は「中ロ友好の旅」取材活動を高く評価し、「今回の活動はロシア社会各界の注目を集めました。モスクワの友達は私に取材団の日程や活動を尋ねます。これは、今回の活動が多くの人々に認められていることを示しています」と述べました。
最後に、王庚年局長は今回取材活動の終了を宣言しました。
この時、数百の風船は空に舞いあがり、会場には熱烈な拍手と歓声が鳴り響きました。
「中ロ友好の旅」は、「中ロ国家年」関連活動の一つで、中国国際放送局、人民日報、新華社、中央テレビ局、中国新聞社、北京青年報、北京ラジオ放送局、ロシアのタス通信、ロシアの声などから40人余りの取材団を組織して行った活動です。1ヶ月間に団員たちは各種の報道500本、写真800枚余り発表しました。
|