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「中ロ友好の旅」取材団、カラスノヤルスクに到着
   2006-08-05 16:43:01    cri
 「中国・ロシア年」にちなみ、中国国際放送局などの「中ロ友好の旅」取材団は先月25日北京の天安門広場から出発し、4日、シベリア・エニセイ川沿岸の中心都市カラスノヤルスクに到着しました。
 当日午後5時、取材団の車列がカラスノヤルスクの中心広場に着き、カラスノヤルスク地方政府は歓迎セレモニーを開催し、ロシアテレビなど十数社の報道機関が取材を行いました。
歓迎セレモニーでカラスノヤルスク地方政府外事弁公室のウジラ主任は、「シベリアの中心部・カラスノヤルスクにいらした皆さんを歓迎致します。皆さんを迎えるため、大量の準備作業を行いました」と述べました。
 取材団のチーフを担当する中国国際放送局ニュース・報道センターの尹力主任は、「ロシアに入国し、2000キロ余りを走行して6番目の都市カラスノヤルスクに着きました。滞在時間は短いですけれど、皆さんの情熱を強く感じます。ここで見学したものを中国の人々に伝え、皆さんも中国へ旅するよう期待します」と話しました。
 カラスノヤルスクでの滞在は一泊だけですが、取材団はこの地方の開発に興味深いです。
 東部シベリアで最大の都市であるカラスノヤルスクはシベリア横断鉄道とエニセイ川の交点にあります。
 1934年からこの地方の中心都市として開発され、現在ロシアの重要な工業都市となっており、アルミニウム・鉄鋼、コンバイン・大型機械製造、繊維、パルプは基幹産業となっています。
 この地方で設置された宇宙研究センターは超大型レーダーステーションで世界的に有名になり、ロシア科学院の林業研究所もここにあり、毎年数百万立方メートルの木材が加工されています。
 シベリアの交通の要所としてカラスノヤルスクの水上、鉄道、航空輸送が発達し、エニセイ川流域全体にわたる水上輸送システムが構築されており、都市は流域で最大の港となっています。
 南部40キロの郊外に建設された発電所はダムの幅と高さがそれぞれ1065メートルと124メートルに達し、ダムから上流へ400キロの間は人造湖となり、観光の名所となっています。
 カラスノヤルスクの経済開発について、現地で経営している中国籍の長期滞在者李剛さんは、「ここに進出した中国人は衣食住で経済の発展を牽引している」とし、現地の中国人会会長の超虹さんは、「中国の経済振興は海外の中国人に良いチャンスを与えた。ここに進出した中国人は将来が非常に明るい」と見ています。
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