1.次の日本語を中国語で言ってみてください。2問あります。
① お茶を飲みながら、中国版ツイッターを書き込んでいます。
Yìbiān hēcháyìbiān xiěwēibó
翻訳:一边 喝茶 一边 写微博。
「喝茶」の「喝」は「飲む」の意味です。「写微博」の「写」の字は日本語では「写す」となりますが、中国語の意味は「書く、書き込む」の意味で使われています。気をつけましょう。
② お金儲けのためではなく、夢のためです。
Búshì wèile zhuànqián érshì wèile lǐxiǎng
翻訳:不是 为了 赚钱, 而是 为了 理想。
「赚钱」の「赚」は「もうかる、もうける」の意味です。
2. 6課~10課までの本文のおさらい
ここでは宮崎さんが、北京を離れ中部の山西省の歴史の町・大同市、西北部の青海省へと旅にでかけ、地元の慣わしや文化を楽しんでいます。中国文化の豊かさがうかがえます。
センテンスがずいぶん長くなっています。短く分解して説明しました。正しく分解できることは、内容の理解だけでなく朗読の時にも役立つと思います。
6課の会話です。宮崎は、10日間の有給休暇「带薪年假」を利用して、「地方へ旅行に行こう(去外地走走」」と決めました。すると、同僚の小刘にふるさと「老家」・青海を勧められました。ここは「气候宜人」だけでなく、「听花儿」もできるからです。
7課の本文です。西北部の民謡のスタイル・「花儿」が歌われる会「花儿会」は、全国で親しまれています。歌だけでなく、地元に住んでいる多くの少数民族の衣装などユニークな文化も楽しめるからです。同僚の老陳は、「花儿会」のことを、「既能 饱眼福 又能 饱耳福」と言い、その華やかさを喩えています。最後のセンテンスが長くなっています。朗読する時は、意味に沿って強弱をつけてみましょう。
8課の本文では、宮崎は青海に向けて出発しました。途中で雲崗石窟のある大同市に寄りました。地元の青年・小弥が迎えてくれました。互いに初対面です。宮崎さんは、「帅」という言葉でほめました。小弥は地元の慣わし「上马饺子 下马面」の通り、麺類をご馳走することにしました。
9課は宮崎さんと弥さんの会話です。宮崎と小弥は麺類の専門店に入りました。おすすめの麺をなんと3種類も紹介されました。いずれも食欲を誘うものです。宮崎は注文に困ってしまいました。
10課では、宮崎は青海に入り早速、有名な花儿会の会場に行ってみました。しばらく楽しんでから、歌手とおしゃべりもしました。花儿会は華やかな一面もあれば、日常の細かなことを歌うという素朴な面もあることが分かりました。センテンスが長くなっています。短く切って確実に覚えましょう。
3.クイズ 6課~10課の本文から
次の日本語を中国語で言ってみてください。1課ごとに1問ずつ選びました。あわせて5問あります。
① 地方へ旅行に行きたいなあ。
② 「花児」を聞く以外に、少数民族の晴れ着姿も見ることができるってことよ。
③ 蘇さんがいつもあなたが格好いいと褒めていますが、なるほどその通りですね。
④ どれもこれも食べてみたいです。
⑤ みんなが歌いながらおしゃべりしているような気がしますけど。
次回は6課~10課までのポイントをおさらいします。
(朱丹陽 吉野綾子)
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