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日本侵略軍細菌戦を訴える中国人女性、王選さんー1
   2005-08-29 16:02:09    cri

       

 日本は第二次世界大戦に参加した国の中で、戦場で細菌兵器を使っていた唯一の国です。中国は、日本侵略軍の起こした細菌戦の被害を受けた人数の最も多い国です。戦後60年を経た、2005年になっても、中国の多くの地域では、日本侵略軍から受けた細菌戦の被害は、いまだに中国人を苦しめています。しかし、いまでも日本政府は日本侵略軍の侵した犯行について、中国人被害者たちに謝罪し、賠償をしたことはありません。王選さんは、日本侵略軍細菌戦の被害者の第二次世代です。彼女は50歳を越えた女性、10年間近くにわたって細菌戦被害の調査をし、証拠を収集し、数十回日本の裁判に立ち、60年間隠されてきた日本侵略軍の細菌戦の真相を明らかにしました。

 王選さん、今年53歳、小柄で、一見童顔をしていますが、早口で話します。しかし、他人に与える印象は彼女の洗練された語り口です。王選さんの話によって、彼女自身が日本侵略軍の起こした細菌戦の被害を受けた中国人の子供で、第二次世界大戦中、彼女の家族8人が被害を受けこの世を去っています。偶然なことに、彼女は中国人被害者を代表して、日本侵略軍の起こした細菌戦を訴える道を選びました。10年前、王選さんは日本の会社に勤めていましたが、ある日、地元の英字新聞からこのニュースを知りました。中国東北部の黒龍江省で日本侵略軍の起こした細菌戦に関する初めてのシンポジウムが開かれました。二人の日本人が、このシンポジウムで、彼らが中国東部にある浙江省義烏市崇山村で日本侵略軍の細菌戦によるペスト蔓延の状況を調査した結果を発表しました。そこは王選さんの故郷です。このニュースを読んでから、王選さんは細菌戦の調査に参加し、歴史の真実を明らかにする責任と義務があると感じました。これについて、王選さんは、「ある英字新聞からこのニュースを読んで、私はニュースの中に出ていた日本人に電話を掛け、連絡を取った。電話で、私は崇山村の出身で、あなた方の調査に参加して、最大の努力をして協力したいと言った。その後、私は彼らと接触し始め、今日まで来た」と話してくれました。

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